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テルビナフィン使用で起こる副作用とは?

2019年08月06日
きれいな脚

テルビナフィンはアリルアミン系の抗真菌薬で、カビや酵母といった真菌に高い殺菌作用を示す薬です。
種類にはクリーム、スプレー、液剤、錠剤があり、皮膚に現れる表在性皮膚真菌症にはクリーム、スプレー、液剤を処方し、手足の爪の中や体内の臓器に増殖する深在性皮膚真菌症には錠剤と使い分けて処方されます。
テルビナフィンは真菌の細胞膜内にあるスクアレンエポキシダーゼを阻害することで、真菌が生きるために必要とされるエルゴステロール合成を妨げる効果があり、細胞膜機能を崩壊させることで殺菌的な作用を及ぼします。
適用する症状には水虫、カンジダ、スポロトリコーシス、クロモミコーシスといったもので、特に白癬菌、カンジダ菌に効果がでるので、手足や頭部などの水虫、カンジダ症の治療に使用されます。
抗真菌薬はクリームなどの塗り薬が一般的で、水虫などの皮膚に定着した真菌に効果を発揮しますが、外用薬では治療が難しい場合に限り、内服薬である錠剤が処方されます。
深在性皮膚真菌症である白癬性肉芽腫、スポロトリコーシス、クロモミコーシスや、爪の中にで増殖する水虫、爪カンジダの治療に内服薬が使用されます。
特に爪白癬は塗り薬での治療は困難とされ、この症状に作用する内服薬が少ないためにテルビナフィンを処方する機会が増えています。
クリームや液剤などの塗り薬では、特に強い副作用はありませんが、まれに発疹や薬剤アレルギーなどの過敏症状を起こすことがあります。
錠剤では吐き気や食欲不振、発熱、めまい、胃の不快感、腹痛といった胃腸や肝機能障害があり、白血球や血小板が減少する血液障害も起こる可能性があります。
また眠気やめまいを起こすこともあるため、服用後の車の運転や高所作業は十分に注意する必要があります。